開催地さいたま市浦和区
☆埼玉会館リニューアル・オープン記念事業☆
【作品紹介】
松本清張の原作を壮大なスケールで描く野村芳太郎監督による社会派サスペンス巨篇。事件の解明が日本の四季折々の風景と交響曲「宿命」の演奏を織り交ぜながら描かれ、逃れられない父子の宿命を観客の心情に訴えかけるクライマックスは圧巻。終盤のコンサートのシーンは埼玉会館で撮影が行われた。
【あらすじ】
ある日、操車場内で身元不明の男の死体が発見された。事件を担当した2人の刑事、今西と吉村は聞き込みの結果、事件前夜に被害者が一緒に酒を飲んでいた若い男の存在を知る。2人が話していた東北なまりの「カメダ」を手がかりに男を探すが、足取りは掴めないでいた。犯人は誰なのか? ようやく被害者の身元が分かり、捜査が動き出す。
(1974年/日本/143分)