開催地さいたま市浦和区
端唄は江戸時代の元禄期から発生し、江戸文化の爛熟期でありました幕末(文化文政、天保期)に江戸市井を中心に近郊地域にまで、庶民の歌として大流行した「はやり唄」で、三味線を伴奏に歌う三味線小歌曲です。
また、大衆芸能である端唄は、粋、いなせ、洒落(世相風刺)と言う江戸っ子気分を歌の味わいとし、日本人の感性に符合した情緒豊かな人間の情愛を、花鳥風月の移ろう表情にのせて歌う「江戸の恋歌」であり、和風シャンソンとして愛唱されております。
青柳流は端唄文化の振興と次世代への伝承を目的に、1985年に創立されています。