開催地秩父市
平成29年(2016)4月からはじめたこの調査研究が今年3月で7年になります。今回の発表会を一区切りに、北条氏邦関連文書の調査研究は終了しようと考えております。この7年間を振り返りますと、まず最初にこの研究テーマのシンポジウムを行い、その後、毎年一冊づつ鉢形領主北条氏邦関連文書集を発刊して、第1集から第4集までまとめることができました。
まだ、新型コロナ感染症の影響は残りますが、この2月19日(日)に第5回発表会を下記のとおり開催します。
今回は本庄・児玉・群馬方面等の古文書を収集し、その成果発表とそれに関わる講演会並びに調査研究の報告会を行う予定です。また、中世鉢形領の歴史に関心を寄せる方々に当時の歴史を紐解く機会を提供することもこのイベントの目的にしております。郷土史愛好家の多数の皆様のご来場をお待ちしております。
講 演 駒澤大学准教授 浅倉直美氏
「北条氏邦と秩父氏・藤田氏」
研究のまとめ 本会顧問 梅沢太久夫氏
「史料集刊行を終えてー史料の保存と活用について-」
研究報告 報告1 堀口進午会員「三山谷城砦群に関する新視点」
報告2 大島和男会員「鉢形領の経済学Ⅱ」
ー古文書から読み解く激動期の通貨政策ー
報告3 宇佐美裕司会員
「花園城鉄砲伝来伝承を検証する」
ー吉田家文書との関連でー
演武 21代宗家 建入久代会員他「戸田派武甲流薙刀術」