開催地川越市
東京国際大学国際交流研究所公開講演会
日本仏教とイスラーム世界「東大寺僧がイスラームを学ぶ」
講師:東大寺長老 森本公誠 先生
森本公誠先生は京都大学で東洋史を専攻されたおり、東大寺の僧侶でありながらイスラーム史に興味を持たれ、エジプトへ留学、税制史を研究されました。それは仏教とは異質なイスラームを学べば現代社会における仏教の存在意義も見出せるのではないかという問いかけがあったからで、中世の文明論者イブン・ハルドゥーンの著作もその一環として取り組まれました。日本仏教界の頂点にありながら、イスラーム史の研究においても世界的な碩学であります。講演では、イスラームと仏教のそれぞれが持つ価値観を宗教の優劣ではなく、歴史の視点から見つめることの重要性をお話して頂きます。
・東京国際大学第1キャンパス2号館232教室
・14:00~16:30(開場13:30)
☆参加費無料
☆事前申込不要(先着順) 250名収容教室
お車でのご来場はご遠慮ください。