開催地さいたま市中央区
☆毎月ひらくまちのミニシアター☆
【作品紹介】
アメリカの女性詩人エミリ・ディキンスンの生涯を、『遠い声、静かな暮らし』のテレンス・デイヴィスがメガホンを取り映画化。北米の小さな町の屋敷から出ることなく、生前にわずか10編の詩を発表したのみで、無名のまま生涯を終えたディキンスン。死後に発見された約1800編の詩は、繊細な感性と深い思索の中で編み出され、後世の芸術家たちに大きな影響を与えていると言われている。そんなディキンスンの少女時代から晩年、そして死までを、「セックス・アンド・ザ・シティ」のシンシア・ニクソンが熱演する。
【あらすじ】
19世紀のアメリカ・マサチューセッツ。マウント・ホリヨーク女子専門学校に通うエミリ・ディキンスンは、福音主義に基づいた同校の教育方針にピリピリしていた。ある日、父親のエドワードがエミリを迎えにきて、彼女は生家で暮らすことになる。詩をつづるようになった彼女は、作品を新聞で発表したのを機に創作に没頭していった。そんな中、エミリは牧師ワズワースの説教に感動し、妻帯者である彼に思いを寄せる。
(2016年/イギリス・ベルギー/125分)