開催地秩父市
※この公演は、2020年3月14日の振替公演です。
3月14日の公演のチケットをお持ちの方は、そのままお入りになれます。チケットを持参の上、ご来場くださいませ。
予定枚数は終了しました(2020.08.11)
【ベートーヴェンのヴァイオリンソナタを俯瞰する注目のプログラム】
ピアニスト髙橋 望が、秩父市で2003年より行ってきたリサイタルシリーズ。37回目の今回は、ヴァイオリンの佐藤久成を迎えてのベートーヴェン。生誕250年という楽聖ベートーヴェンの記念の年にも相応しいプログラムである。
ベートーヴェンは、青年時代よりヴァイオリンソナタを書き始め、「田園交響曲」「熱情ソナタ」など傑作の森と言われる中期の作品群には第9番「クロイツェル」がある。その後は、後期の入り口にあたる頃に第10番を書いたのみ。
今回は、第1番、第5番、第9番が演奏されるが、それは彼のヴァイオリンソナタを俯瞰したプログラムと言えよう。これを聴けばベートーヴェンがいかに創意工夫をこらしてヴァイオリンとピアノのための音楽を作り出したがが感じてもらえると思う。
折しもこの3曲は、ヴァイオリン界の絶滅危惧種とか、鬼才と言われる佐藤久成が、数年前にニューヨークでリサイタルをした折のプログラムだという。佐藤と髙橋はブラームスなどで共演してきたが、ベートーヴェンは初めて。
二人のベートーヴェンへの情熱が、どんな音楽を創り出すのか、じっくりと耳を傾けたい。
2020年9月19日(土) 第37回リサイタル~生誕250年記念 佐藤久成+高橋望が挑むベートーヴェン~
[ところ] 秩父市歴史文化伝承館ホール
[開演] 14時 (開場13時30分)
[曲目] ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調Op.12-2、第5番ヘ長調Op.24「春」、第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
[出演] 佐藤久成(ヴァイオリン)、高橋望(ピアノ)
[チケット] 予定枚数終了しました。
[お問い合わせ] タカハシサイクル中町店0494-22-1357
[主催] クラシックに親しむ会
[後援] ちちぶ芸術祭