開催地秩父市
鉢形歴史研究会では、戦国期鉢形城主北条氏邦を支えた一人「秩父孫次郎」を2023年から追い続けて、今年で3年が過ぎようとしています。これまで、駒澤大学准教授浅倉直美先生のご指導や我々の調査から謎の多かった戦国武将「秩父孫次郎」の姿が徐々に見えてきました。
今回も、二人から「鉢形城内の秩父孫次郎」「近世史料から辿る旗本秩父氏の足跡Ⅲー寛政期以降の失われた系譜を辿るー」と題して、鉢形城内の秩父孫次郎の姿に迫るとともに、秩父孫次郎の子孫の系譜を辿っていきます。
また、駒澤女子大学非常勤講師 今野慶信氏から「平安・鎌倉・南北朝期の秩父平氏」と題した講演を予定しております。特に今回は中世前期における秩父名字が持つ意味について見通し、戦国期の「秩父孫次郎」や近世の秩父氏にもつながるお話をしていただける予定になっております。
なお、調査報告前に柔術と抜刀術の総合武術である「双水執流組討腰之廻」の演武を第二十代宗家師範 宇佐美祐司氏等に披露していただくことになっておりますのでご期待ください。
詳しい日程は下記のとおりです。
開場 12:30
演武披露 13:00~
「双水執流組討腰之廻」
第二十代宗家師範 宇佐美祐司氏 等
研究報告 報告1 石塚三夫 副代表 「鉢形城内の秩父孫次郎」
報告2 大島和男 会員
「近世史料から辿る旗本秩父氏の足跡Ⅲ」
講 演 14:30~
駒澤女子大学非常勤講師 今野慶信氏
「平安・鎌倉・南北朝期の秩父平氏」
発表会に合わせて本会会誌「秩父鉢形研究誌」第3号を発行します。
今回発行します会誌は、定価1000円のところ発表会当日に限り500円で頒布します。
郷土史愛好家の皆様、多数のご来場をお待ちしております。